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皆様お疲れ様です。ピースです。

春を感じさせる季節になってきましたが、こちらは年度末繁忙期真っ只中です。
特に明日からの1週間は、仕事も勉強もやることが集中しており手強いですが、
戦略を立てると同時に日々やることを着実にこなし、乗り切りたいと思います。

本題は、これまた1年ぶりになった読書レビューまとめ。
前回のエントリで、「『資格参考書・問題集編』もまとめたい」と申し上げておりましたが、
それはまだ整理できておらず…ということで、^^;;
この1年の一般書編です。

ブレイン・ルール 健康な脳が最強の資産である

「脳」と「老化防止」に関する様々な知識を得られる一冊

これまでも、脳科学や加齢医学といった分野に関わる本はそこそこ読んできましたが、それとはまた違った面白さを感じる一冊でした。

まずは、「ある種のテレビゲームが脳に好影響をもたらす」というものです。
ゲームについては、(「ゲーム脳」というのはエセ科学というお話は聞いたことがありましたが)どうしてものめり込むことでの悪影響とか、負の面を取り上げられることが多かったので、なかなか斬新な切り口だなあと感じましたね。
次いで、「ノスタルジア(哀愁)を感じることは脳に良い」という点です。
これも、「昔の話なんてするものではない」という固定観念があったせいか、それを打ち破る著者のメディナ氏独特の発想と論理に心を打たれました。

他にも、食事(地中海食)や、マインドフルネス、社会的交流、適切な睡眠等、このへんは定番ではありますが、なかなか興味深い考察も多いので、読んで損はない一冊でした。

寝てもとれない疲れをとる本

体質に合わせた「疲れ」の取り方

私自身も、おおむね西洋薬よりも漢方や生薬のほうが合いやすい体質傾向にあるということで、東洋医学的な観点からの疲れの取り方について解説されているこの本を読んでみました。

「体質」ももちろん人の数だけありますが、それを「木」「土」「金属」「水」という大きく4つに分け、それぞれに対応する味覚や、それぞれに合った休息の取り方、有効なツボなどを掲載しています。

また、「ながら食い」「早食い」の弊害など、「食べるもの」よりも「食べ方」に着目した解説もあり、疲れ対策の本としては新鮮な内容が多かったです。

スマホが学力を破壊する

「文明の利器」との向き合い方

川島先生についてはもう説明不要、DS以降の「脳トレブーム」の火付け役になられた方ですね。
私も3DSの鬼トレ、Switchの新脳トレはプレイ済(後者は現在もプレイ中)です。

小中学生のスマホ自体の使用時間、およびLINE等メッセンジャー・SNSアプリの使用時間と学力の関係、他にも同様に依存性の高さが問題にされやすいテレビやゲームとの影響の比較もしています。
上記の3DSの鬼トレでも、「移動・輸送手段の発達が人類から体力を奪ったのと同様に、情報機器が人類から考える力を奪い、最悪の場合『猿に退化』させてしまうこともあるのかもしれない」ということを先生は仰っていましたが、まさに「『文明の利器』との向き合い方」を考えるべきときが来ているのでしょうね。

ただ、一つ気になっている点として、今は任天堂もスマホ進出しましたが、こういう本を書いている以上、川島先生は脳トレシリーズをスマホに移植するつもりはないのでしょうね…
その一方で、私は電子書籍でこの本を買って読んだのですが…w

 

今回は3冊ともに生活や心身の健康、さらにうち2冊はその中でも「脳」をテーマとした本ということになりました。
こういう時期ですので、私自身も心身を壊さないように気を配りながらやっていきたいという気持ちの表れでもあると思います。
読んで得た「知識」を、実行に移して「知恵」にするように努めます!


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